冬になると様々な暖房器具の設置が進みます。
これらは和室か洋室か、あるいは住む人の体調とどのぐらいマッチしているか、あるいは暖房を使用する目的などにもよって様々変わってきます。
今回は和室の暖房の特徴について紹介します。
和室の暖房器具といえば一番なじみがあるのはこたつだと思います。
こたつは局所的に温める考え方で、そもそも和室自体は冬は自力で寒さをしのぐという感覚を前提にしているからです。
和室は襖のように戸を薄くしたり、風通しを良くしたりと、日本の特徴的な夏に対する機能に特化したことにより、冬場はそこに住まう人達がが自発的に重ね着やこたつのようなものを使い、寒さをしのぐという考え方を持っているのです。
ちょっと肌寒い室内で、足先だけ暖かい…などというのも、古くからの日本の風情かもしれません。