住宅は多くの方にとって一生に一度の人生で最も高額な買い物になります。
特に首都圏で自分の住宅を建てたいと考えている方は、首都圏の土地価格は地方に比べて高額になりますので、住宅の坪単価を抑えなければ予算に納まらないケースも少なくありません。
そもそもローコスト住宅の間取りはシンプルです。
住宅の構造も四角であることがコストを抑える秘訣になります。
しかし、シンプルであるとはいえ、これから長年に亘って家族の思い出を作る大切な自分の住宅ですので、希望はきちんと伝える必要があります。
特に日本の住宅ではフローリングの部屋が一般的になってきたとはいえ、和室が欲しいという要望も多いものです。子供が小さいうちは和室はとても重宝します。
お昼寝をさせたり、遊ばせておく部屋としては最適な部屋ではありますが、子供が大きくなると使用しなくなってしまうご家庭もあります。
そこで、部屋をシンプルな間取りにするためにも、モダン和室を取り入れる方法があります。
モダン和室はリビングと続いて畳を敷いてその空間だけ和室のようにした部屋で、壁などで仕切らない分、資材にかける費用が浮きます。
また、仕切らないのでリビングが広くなり、部屋を細かくしないので、使用用途に広がりが出ます。
子供が小さい間もリビングから視界を遮ることなく見ておくことが出来るので安心出来ます。