多くの方が想像する『職人』とは、作業着にニッカポッカ、手拭いを巻いた頭の上にヘルメット、などというイメージが浮かぶと思います。
これは主に建築現場を始めとする高所作業の職人の格好であり、リフォームの場合はこのイメージと一致する場合は少ないと思います。
まず現調(現地調査)の際は作業着ベストを羽織る場合はありますが、多くの場合は動きやすい軽装、あるいはビジネスカジュアル、スーツなどの場合もあります。
メジャーを使って必要な寸法を測る、施工する箇所の材質を調べる、現状を調べる、などを進めていきます。
この時は職人が直接お伺いする事もありますが、ご依頼頂いた現場の担当者としてまず社員が伺い、時に分野外の事例、あるいは専門の職人への依頼が必要かどうかの判断を行います。
そして実際の施工の際も、リフォームに於いてはより細かい作業が必要となりますので、腰袋や、嵩張りにくいポケットがついた機能性の高い作業着ズボンを身につけて作業にあたります。
ニッカポッカは高所での風に対する対策(風の強さの把握や、バランス取り)の為に着用しますので、根本的に用途が違うのです。
ひとくちに現場、あるいは作業着、といいう言葉をとっても、ジャンルによって全く違う用意が必要なのです。