伝統的湿度対策

春が近づくにつれ気になるのは、室内の湿度の影響です。


まず気になる花粉症ですが、花粉は空気が乾燥すると空気中に舞い上がりやすいという特徴があります。またハウスダストなどの影響が生じやすいのもこの時期で、同じ特性を持っているためです。


一方、意外と見落としがちなのが、カビの問題です。


皆さんも感じていらっしゃると思いますが、春先になり日中の気温が相当上がってきましたが、まだまだ朝晩の気温はぐっと下がります。


これにより空気が冷やされ、場合によっては結露などとなって、建物にダメージを与える事が出てくるのです。


この時に効果を発揮するのが『土壁』です。


これは日本に昔からある建築の素材ですが、コンクリートの様に高密度の壁ではなく、空気中にある水分を吸収、排出する事ができる特徴を持つものです。


本来は梅雨の時期の高湿度の生活を改善するために用いられていたものですが、現在もその技術や特性は応用され、生かされています。


湿度対策には、ご検討をおすすめいたします。