今日7月23日は土用の丑の日です。
皆さまは「土用の丑の日」の意味をご存じでしょうか?
今回は家づくりとは離れた話題をご提供させていただきます。
「土用」とは土曜日という意味ではありません。
日本古来の「二十四節気」という季節を分けた暦の区分の中で数えた18日間の中の
「丑の日」を指します。
丑の日の「丑」は十二支である丑のことです。
十二支には年もありますが、一日の中にもあり、12日ごとに繰り返されます。
二十四節気で数えられた18日間の「土用」という期間において干支の周期として数えた
12日目を「丑の日」といいます。
その為年に一度という訳ではなく、年によって土用丑の日の回数や日付に違いがあります。
1回の土用の中で2回目にめぐってくる丑の日を「二の丑」と呼びます。
二の丑が発生する確率は6割くらいとされていて、来月8月4日も土用の丑の日ですので今年は2回うなぎが食べられますね!
ではなぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか?
様々な所説がありますが、有力なのは平賀源内という蘭学者が江戸時代にうなぎ屋の店主から商売について相談されたのが始まりのようです。
売上不振のうなぎ屋に「本日土用丑の日」と張り紙をするようにアドバイスして人気になったから…という説がよく知られています。
また夏の土用の丑の日は「う」のつくものを食べると夏負けしないという言い伝えが
あります。
うどん・瓜・梅干しなどがあり、うなぎもここからヒントを得たと言われています。
長くなりましたが、皆さまも美味しいうなぎを食べて暑い夏に負けないように過ごしましょう!