山の日

先日の大雨により、被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申しあげますとともに、

1日も早い復旧をお祈りしております。


さて本日8月11日は「山の日」です。

日本の祝日のなかでも比較的新しくできた山の日ですが、なぜ制定されたのか詳しい意味などを知らない方も多いかもしれません。

今回は家づくりから少し離れて、山の日の祝日の意味を一緒に考えてみましょう。


1995年に「海の日」が作られると、山梨県などの一部地域が独自に山の日を制定し始めたと言われています。

その後、海の日の祝日制定に尽力したとある作曲家が「なぜ海の日はあるのに山の日は

ないのか?」と提言したことが山の日ができるきっかけになったようです。


また2010年には山岳に関する5つの団体が山の日を制定しようとする動きを全国的に

始めました。

このような動きを受けて祝日法が改正され、2016年に法律が施行となり山の日が誕生

しました。


日本は国土の7割を山が占め、いつも自然とともに生きてきた背景があります。

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝の気持ちを持つきっかけの祝日だということを

頭の片隅にでも覚えていただければ幸いです。