外壁の汚れ②

みなさまこんにちは!アイ・スタイルです。

先日の大雨により、被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申しあげますとともに、

1日も早い復旧をお祈りしております。


今回も外壁の汚れについてお話させていただきますので、よろしければお付き合い

下さい。


前回は都市型汚れについてお伝えしましたね。

昔と比べると技術の進化によって外壁材、外壁用塗料はずいぶん耐久性が上がりました。

近年の外壁材には水を弾く疎水性持ったものも増えてきました。

疎水性という言葉は聞きなれない方も多いと思いますが、撥水性という言葉ならイメージ

しやすいかもしれません。


この疎水性は水を弾くので汚れも一緒に弾いてくれそうに思えますが、それでも汚れが

付いてしまうのはなぜでしょうか?


その理由は疎水性の汚れは同じ疎水性の物質に吸着しようとする性質があるからだと

いわれています。


分かりやすい例で油があります。

油は疎水性を持ちますので、油を塗った部分はコーティングされて水を弾きます。

しかし、逆に同じ油とはよく馴染みます。つまり疎水性を持つということは、雨水に付着

する汚れや大気中の油分汚れを吸着しやすい状態になっているともいえるのです。

都市型汚れは油性なので、どうしても汚れは避けられないということですね。


ちなみに近年では疎水性と反対の親水性の機能を持つ塗料やサイディングボードが登場

しています。

壁の表面に親水性を持たせて水の膜を作らせることで、水が壁と汚れである油分との

間に入り、汚れを浮かせて落ちやすくするという技術です。


次回も外壁にまつわる話をさせていただきます。どうぞお楽しみに!

外壁のご相談はお気軽に弊社までご連絡下さい。