住宅を購入するときにかかる諸費用とは

マイホームの購入は、多くの人にとって一生に一度の大事業です。


土地や建物のことを不動産といって、

それ以外の財産(=動産)と区別します。


不動産は、持ち歩いたり、名前を書いておくこともできないので、

登記制度があり、所有権や、住宅ローンの抵当権には登記が必要です。


住宅の購入時には、住宅の購入価格以外にも諸費用が必要です。


その中でも必ず必要なのは所有権移転の登記費用です。


このほか、新築分譲マンションのように、

売主または販売代理の場合を除いて、一般的には不動産会社に仲介手数料が必要です。


また、ローンを利用する場合でしたら、

金融機関の手数料や保証料、抵当権の設定費用などが必要になるので、金融機関に確認しましょう。


仲介料の要否、ローン利用の有無によって

諸費用の金額は変わりますが、概ね購入額の38%が相場です。


最近では、諸費用についてもローンに組み込むことができる場合もありますが、

具体的な金額がはっきりするまでは、

相場の金額で資金計画にきちんと組み込んでおくと安心ですよ。