住宅を購入するのは、一生で一度の夢のようなことですが、
だからといって貯金をすべて住宅購入につぎ込んでしまうのは危険です。
なぜならば、家を購入の他にも諸費用はかかっていくからです。
たとえば、住宅に引越す際の引っ越し代や家具代も当然かかってきます。
新築の家に合う家具を買うようになるのは当然のことですし、
それらを運ぶ際には運賃もかかって当然です。
家に住み始めても、それですべて終わりということはないです。
日々の生活のなかで税金もかかりますし、
家は新築のままでずっときれいというわけではありません。
数年後には修繕費もかかればリフォームが必要になってくるかもしれないのです。
ですから家を購入するときには、
貯金のうちのどの部分を住宅購入に使えるのかどうかを明確にしておくということはもちろんですが、
数年後の生活を考えて無理なく返済できるローン計画を立てて購入することが必要です。
とくにサラリーマンの方の場合、
賞与の時期に返済を多額にしておきすぎないことも大切です。