あらわし天井とは?どの様なものかご存知でしょうか。
通常、住宅や建物は天井を張る事により、
下地材を隠して綺麗な仕上げにしてしまいます。
あらわし天井とはこの天井を作らないで梁を出したまま使うことで、
一つのデザインとして使用することです。
かっては店舗などで良く取り入れたデザイン手法ですが、
最近は古民家のリノベーションでも取り入れる場合があります。
また、新築住宅でも梁をうまくデザインして天井を貼らずに、
あらわし天井として処理する場合もあるのです。
この場合は天井を高く出来ると同時に、
梁を出すことで木のデザインや暖かみが
何とも言えない良い雰囲気を醸し出してくれます。
また、梁や下地材を着色する事で、
住宅の古さや歴史を感じさせる雰囲気を出す場合もあるのです。
梁の大きさやデザインによっては、
重厚さや力強さも表現できて様々な顔を表現できる良さがあります。
高い空間と梁のデザインによって、
どこにもない様な新しいスタイルの住空間を造り出すのも楽しい事ですよね。