ログハウスのほとんどは温かみのある木でつくられていますが、
木は呼吸を続けていますので、
定期的なメンテナンスをする必要があります。
外壁を定期的にチェックしないと木のひび割れなどから
水が入って雨漏りや腐食の原因になってしまいます。
家の中に湿気が溜まりこむと、
湿った環境が大好きなシロアリ被害にあうこともありますから、
ひび割れを確認したときはすぐに対処する必要があるのです。。
ログハウスの凹凸にたまった土ほこりや汚れを落とし、
塗装しなおすことで耐候性も高くなります。
また、ログハウスは年月がたつと木の重みや乾燥伸縮によって
セトリングというものが起こってしまうのです。
セトリングとは乾燥による一本一本のログ材の収縮と
ログウォールの自重により、
ログ壁の高さが徐々に低くなる現象のことを言います。
このような状態になった場合は
ボルトを締めたり緩めたりすることで調節できます。
セトリングは柱の上下のいずれかに設けられていますから、
ログハウスの壁が下がってきたら、
ボルトを調節することで解決することができますよ。
ログハウスは手をかければかけるほど愛着がわいてきますし、
メンテナンスを続ければ何代にもわたって
使い続けることができるものですので
上記のことに注意してみてくださいね。