前回は平屋の相場についてお話をさせていただきましたが、今回はそんな平屋の費用が高くなってしまうポイントをご紹介します!
平屋住宅が二階建て住宅よりも建築費用が高くなる理由として、屋根と基礎工事が挙げられます。
平屋が二階建て住宅と同じ床面積を確保しようとすると、単純に総二階建ての場合屋根と基礎の施工面積が2倍程度になります。これが坪単価でみると高くなってしまう要因となります。
そして、現代の日本では二階建や三階建が主流になっているため平屋の資材が大量生産によるコストダウンをしていないことも要因の一つでしょう。
しかしながら、二階建てよりも建築費用が高くなりがちと思われる平屋住宅ですが、やり方次第で建築費用を抑えることは可能になります。
平屋の建築費用を高くしてしまうポイントの1つに、敷地面積が挙げられます。二階建てと同じくらいの居住スペースを平屋で確保しようとすると、どうしても広い敷地面積が必要になりますが、間取りやプラン次第で必要な敷地面積を抑えられるようになるのです。
敷地面積が狭くなるとそれだけ必要な屋根や基礎の面積も減らせますので、それが建築費用削減につながるのです。
また住宅会社によっても建築費用にバラツキが出てきます。
平屋の建築実績が少ないと資材も割高になりやすいですし、プランや間取りにも制限が出てしまうからです。
建築価格を抑えるためには、住宅会社選びも重要なポイントになってくるでしょう。
平屋の建築価格を抑えるために押さえておきたいテクニックがいくつかあります。
まず、設計をできる限りシンプルにすることです。複雑な設計を希望すると、それだけ人件費や材料費がかかってしまうからです。
材料や設備もグレードを抑えることで、コストダウンが期待できるようになります。
キッチンなどの水周りも、有名メーカーとそうでないメーカーを比較すると大きな価格差が出てきます。
メーカー名だけにこだわるのではなく、品質やコストパフォーマンスも重視しながら設備を選んでいきましょう。
安全面を考えると、知名度の高い住宅会社に依頼しようと考えがちです。しかし、大手の住宅会社は仲介手数料や広告宣伝費などの経費が掛かる傾向にあり、低予算で平屋を建てることが難しくなります。
また、大手でも平屋の建築経験が豊富とは限りません。
平屋の建築実績が豊富な住宅会社に依頼することが、低予算での平屋建築を可能にしてくれます。
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