釘一本にもプロの目光る

DIYをやられている方も多くいらっしゃると思います。


そうでなくても、簡単な器具の取り付け程度で、ドライバーとネジ、あるいは金槌と釘を持ったことがない…という方は、少ないかとは思います。


この釘一本見ましても、長さ、太さなど様々な種類があり、プロは都度最適なものを駆使して作業に当たります。




釘は皆さんご存じの通り、比較的安易に打ち付けができ、組上がったものが横の力に強いという性質があります。

しかし、強く引っ張ると、組み上げたものごと引き抜けてしまったりすることもありますので、長さや打ち方、打つ場所などに工夫が必要です。

また木材に打ち付けるパターンが多いですが、薄い素材や縦方向からの打ち付けは、繊維を引き裂きひび割れの原因にもなります。


同じ木材でも、蝶番などの『外れては困るもの』にはスクリューのついたビスを使います。

こちらは巻き込んで止めているため取れにくい構造ですが、二度三度と繰り返すと当然効きが弱くなりますし、ひとつの穴が大きいので、ミスしたときの修繕が大変というリスクもあります。


現在のDIYはプラモデルのキット販売の様に、最適なパッケージで予め揃っている事も多いですが、多種多様なご要望にお応えするプロの仕事では、ひとつひとつの条件に応じ、釘一本でも最適なものを使うこだわりが光っているのです。