カビって湿気の多い夏のイメージがありませんか?
実は冬にもカビは元気に活動しています!
冬は寒暖差の影響でカビの被害が目立ちます。
カビはいくつかの段階があり、壁や床などの表面に出て来ている状態はまだ除去がしやすいですが、中まで侵食してしまうと、非常に厄介です。
まずは寝室です。
床に布団を敷いて寝ている方は、是非翌朝、布団を敷いた場所が湿っていないか確認してください。
そして湿っているなら、それは自分が発している熱と外気の水分が影響して湿っているか、ご自分の汗の逃げ場所がなく、そこに残ってしまったかのいずれかです。
これを防ぐには、布団の下にタオルケットや吸湿性の高いカーペットを敷く事がおすすめです。
水分は下へ下へと落ちていきますので、どこかで食い止めてあげれば、床のダメージを防ぐことができます。
またこの時期滞在が多くなる場所として、お風呂もあげられます。
タイルの溝、パッキンなど、カビが生えやすい箇所は意外と多いです。
対策としては、こちらもとにかく湿気を残さない事が大事です。
換気扇をつけることもそうですし、もし可能であれば、壁や天井などに残る水滴を布で直接拭き取ってあげる事が有効です。
可能な限り、湿気を残さないと言うことが大事です。
大掃除でカビ取り洗剤を使われる方も多いと思いますが、実は洗剤の中には漂白成分が強く、カビを除去するというより、カビに色をつけて目立たなくしてしまい、かえって除去しにくくなるという状況が発生することもあります。
カビのクリーニングは非常に大変です。
大規模なものは是非同社にご相談頂ければ幸いですが、日常的に発生する状況はありますので、この記事がお客さまのお役に立てれば幸いです。