リフォームは何の縁起を担ぐ?①

新しい年を迎え、この時期は特にいろいろなものに縁起物と呼ばれてあやかられたり、大事に考えられる日程があったりします。


リフォームや建築においては、どのような縁起やゲン担ぎが存在するのでしょうか。

リフォームを始めとする建築関係には、いわゆる陰暦時代に民間に普及した『六曜』の考え方はあまり反映されません。




なので、『大安だから工事を始めよう』『仏滅だから工事は避けよう』ということにはなりにくいのです。


建築関係では『中段十二直』という北斗七星の動きからなる十二の展開から、特に6つの運勢を抽出し、それらは『建築吉日』とされて、上棟式や地鎮祭を執り行う為のひとつの指標となっていました。

下記に、建築吉日を紹介します。


建:万物を建て生じる日

満:万物満ち溢れる日

平:物事が平になる日

定:善悪が定まる日

成:物事が成就する日

開:開き通じる日


これらは一般のカレンダーに掲載されていることは少ないので、もしも商用のリフォームの日取りや、二世帯住宅でご高齢のご家族が縁起を大事にされている場合などには、職人やスタッフに確認したうえで着工するのもいいかもしれません。