改めて、和室と洋室を比較する②

お客様がリフォームを希望する際は、いろいろな価値観や生活スタイルの内容が重なりあって、その条件を満たすように工夫と検討を重ね、ご依頼を頂くことと思います。


その中で一番大々的なリフォーム事案としては、やはり生活様式の変更による、和室から洋室、洋室から和室といった変更の事案になると思います。


今回も前回に引き続き、和室と洋室の違いと機能を考えてみます。


洋室の床はフローリングです。

これは部屋自体に拡張性を持たせていると言えます。





頑丈な床はベッドやタンス、大型のテレビなどを設置してもさほど痛むことはなく、また部屋全体の機能としても、家具の種類や配置によって、住人のライフスタイルを反映させやすいと言えるでしょう。


また手入れにそれほど手間がかからないため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも、あまり家の傷みに神経質になることがなく、生活できると言えるでしょう。


反対にデメリットとしては、部屋自体に機能が少ないという事にあると思います。

例えば、冬場のフローリングは非常に寒いです。


これの対策をするためには、暖房器具の導入や、カーペットを敷くなどの工夫が必須です。

また床も壁も硬い材質のため、直接床に寝ころんだ時の体に対する影響や、和室と比較した時の全体的な圧迫感など、家具による機能拡張ありきの性質になっていると言えます。


洋室へのリフォームが向いているのは、古くなった家屋の建て替え時や、さまざまな家具を導入したうえで、暮らしの快適さを求めるような生活スタイルをお持ちの方だと言えます。


新年になり、新しい生活スタイルに変わる方や、今までリフォームをお考えで、今年こそリフォームを実施したいという方も多くいらっしゃると思います。


ぜひご自身やご家族のライフスタイルを見つめ直した上で、ご依頼は当社までお寄せくださいませ。