改めて、和室と洋室を比較する

 

お客様がリフォームを希望する際は、いろいろな価値観や生活スタイルの内容が重なりあって、その条件を満たすように工夫と検討を重ね、ご依頼を頂くことと思います。


その中で一番大々的なリフォーム事案としては、やはり生活様式の変更による、和室から洋室、洋室から和室といった変更の事案になると思います。


今回は改めて、和室と洋室の違いと機能を考えてみます。


まず和室は、いわずもがな床は畳です。これは部屋自体に多機能性を持たせているといえます。




畳自体の通気性や、穏やかなクッション性があることで、書斎にしても、居間にしても、寝室にしても良い様な構造です。


また障子や土壁の通気性も併せて、夏の暑さに対する風通し、冬の湿気をたまりにくくするという快適な性質は、まさにそれ自体が日本の風土に沿った機能美を有しているといえます。


反対にデメリットとしては、繊細な材質であるために劣化が激しいことと、拡張性に乏しいという事です。


重い家具を置いてしまうと畳は傷みますし、小さなお子様やペットを飼われているお宅では、障子や土壁を傷めてしまいやすいという事が懸念されるでしょう。


和室へのリフォームに向いているのは、ゆるやかな生活リズムや風情を求める方におすすめだといえるでしょう。


次回は洋室について考えてみます。