前回からご紹介しております『窓』のお話ですが、窓が悪いとどの様な影響が懸念されるか、ご紹介いたします。
まず、冷房機能が適切な効果を発揮しないことで、体感温度と室内温度がどんどん上昇していってしまいます。
確かにエアコンからは冷風が吹き出ますが、それが部屋を循環するペースよりも、日光が窓を経由して部屋を温めてしまうペースの方が上回ってしまい、知らないうちに体に負担がかかり、とりわけ幼児や老齢の方は、室内でも熱中症になる危険もあります(約4割の熱中症報告は室内で発症のものだそうです)。
また、冷房が効かないからと過剰に温度を下げてしまうと、こちらも体調に悪影響が出てしまいます。
さらに言わずもがな一日中のエアコン使用は、電気料金の上昇や、CO2排出量などエコの観点でもあまりおすすめはできません。
次回はこれらの対策のご紹介を行います。