災害に備えるリフォーム③

先日の九州地方の豪雨によって、現在も多くの被災者の方が現地で懸命に過ごされています。


『警戒レベル5』などというなかなか聞かない言葉が出てきたほど、過去に類をみないレベルの雨だったとのことで、多くの方がこのレベルの状況を想定できなかったと思います。


今日はリフォーム番外編として、基本的なリフォームとは別に、災害に備える道具や設備などをご紹介します。


もっとも原始的であり、もっともポピュラーであり、もっとも効果的な対策は、この『土嚢』ではないでしょうか。




当然皆さんもご存知かとは思いますが、袋によって崩れなくした土の壁を簡易的に作り、物理的かつ土の吸収力を用いて水の侵入を防ぎます。ぜひお庭やベランダに用意しておきましょう。


また、自宅周りの用水路、排水溝なども落ち葉や土などで詰まっていないかを定期的にチェックします。


また、貴重品や防災リュックなどは(家族で)わかりやすいところに日頃から管理し、緊急時にすぐに使用できるように管理しましょう。その際は使いやすい棚などもリフォームしておくとよいかもしれません。


ただし、前提は命です。


これからの時期、また雨や台風も多くなってきますので、これらの対策を完全にあてにはせず、ニュースなどで適切な情報を取得し、ご自身やご家族を守るために行動をしてください。