この時期の暖房対策としては非常に様々なものがあります。
また各部屋の構造や条件によって向き、不向きがあります。
窓が大きい部屋に対しては窓断熱が優先するでしょうし、和室に対しては壁断熱が有効になってくるかもしれません。
しかし一貫して言えることは、『暖かい空気は部屋の上部に滞留する』という事です。
逆に足元を常に暖かくしていけば、自然と部屋全体が暖かくなっていくという事になります。
そこで効果が出るのが、やはり床暖房の設備です。
床暖房のメリットは、送風によって部屋を暖めるわけではないので、例えば温風が苦手(酔った感覚で気持ち悪くなる)などの方への配慮や、冷えているときの足の関節などの負担や辛みを軽減できるという事になります。
床暖房は断熱対策などとは違い、熱を逃がさないというよりかは、冷えた部屋を暖めることに重点がありますので、ほかの断熱対策と組み合わせることでより高い効果を生みますので、併せてご検討されるとよいでしょう。