よく、家の最低限の機能を、『風雨を凌げればいい』というような言い方をすることがありますが、今回はその風雨をしのぐ屋根について考えてみます。
去年の大災害を及ぼした台風の様な突風や暴風雨が発生すると、古い建築工法の家屋では、屋根はかなりの確率で被害の代表格となってしまいます。瓦が破損したり、家の窓が開いていて室内の空気が飽和すると、下から巻き上がるようにしてはがれていってしまう事もあります。
現在の物件の屋根は、日本的な瓦だけでなく、太陽光発電のパネルが埋め込まれていたりと用途が増えてきています。
一方で、それだけ破損時の影響も多岐に渡るといえます。
特に屋根は、日常点検においてもなかなか素人目にはわかりにくい箇所でありながら、一枚ずれているとすぐにはがれてしまったり、雨漏りや劣化の原因にもなります。
何かリフォームをご検討されている方は、ぜひ点検だけでもしてみてもらってください。機能的な生活だけでなく、家の根幹についても考えてみましょう。