住宅を建築する場合、依頼する業者を決めてから、
契約前に見積書の作成を依頼し、
建築にかかる費用をつかんでおくのは当然のことです。
ここで問題となるのは見積書の内容です。
見積書に書かれていない費用は実はたくさんある可能性があります。
設計費、駐車場代、引っ越し費用、印紙税、確認申請手数料などの
費用が足されてくる可能性があり、
見積りをした業者に確認しておく必要があるのです。
特に建築確認申請は、本来、建築主に申請義務というものがあり、
その申請料と申請手数料は建築主が支払うべきもとなります。
設計も本来は建築工事とは切り離して行うものなので、
もし設計と施工を同一業者に依頼する場合は、
設計料が含まれているかどうかを確かめておく必要があります。
また、住宅の建築では建物本体以外にも、外構工事や植栽、照明器具、
カーテンなどの工事が別途工事とされている場合があります。
ですので、別途費用とはどんな費用か、
諸経費には何が含まれているか、
などを質問し、別途工事や諸経費の範囲を
確認しておかなげればなりません。
建物の建築完了後に何らかの追加工事の費用が
発生することもありますので、
建築工事の費用は余裕を見ておきましょう。