注文住宅を建てる場合は、住宅会社との間で請負契約を取り交わします。
建築主は期日までに定められた金額を支払う義務を負い、工事請負者は期日までに住宅を建てる義務を負う契約となります。
業者によっては契約内容を自分たちの都合の良いように作ってくる場合があるので注意が必要です。
契約書を取り交わす場合の注意点としては、仕様と価格が曖昧な契約は避けることが上げられます。
仕様とは、同じ材料名でも異なることのある品質とグレードのことです。
特に設備機器などは同じ寸法の製品でもグレードが異なるので、メーカーの品番を指定して、同等の製品を取り付けてもらう必要があります。
建築費の支払いは通常何回かに分けて行われますが、引き渡し後に最終金の支払いをするようにした方が安全です。
工事が終わってないのに最終金を支払ってしまうと、工事をきちんと完成させてくれる担保が取れないことになります。
工事の期間においては、引き渡し日が確定されているかの確認が必要です。
引き渡し日が確定されていないと、いつまでたっても工事が終わらない可能性があり、生活設計が狂ってしまいますね。