耐震等級をご存知ですか?

日本は地震が多い国なので、安全な住宅を建てるために厳しい基準が設けられています。

住宅性能表示制度というものがあり、そのうちの1つが、建物の構造に関する基準の目安となる耐震等級です。


耐震性能とは地震に耐える性能のことで、地震に耐えるための等級として、耐震等級は1から3に分けられています。


耐震等級1は建築基準法レベルの建物の強さをもっており、耐震等級2は建築基準法の1.25倍の建物強さを持つことを示しています。


そして耐震等級3となれば、最高レベルとなります。

建築基準法の1.5倍の建物強さをもっていて、数百年に一度くらいに発生する地震力の1.50倍の力に対して、倒壊や崩壊しない程度の耐震力をもっています。

数百年に一度くらいに発生する地震とは、住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度を意味していますので、大変強い地震だといえます。


耐震等級が高いということは建物をしっかり固めるということです。

よって家の揺らぎは少なくすることができますから、より安全な家にするために、室内の家具や家電も地震の揺れで動かないように固定する装置をつけておくといいでしょう。