家全体を暖房できるようなシステムを採用すれば、家中をどこへ行っても急激な温度差を感じることはありません。
一部屋ごとに暖房をしている住宅の場合はどうしても温度差が出てきてしまいます。
たとえばリビングは暖房がきいていてとても暖かいのに、入浴のために洗面所に入った途端室温が急激に下がってしまうケースです。
この場合、ヒートショックを起こして命を危険にさらしてしまうという例が少なからずあります。
ヒートショックを防ぐためには家全体のヒートショック対策を施すことが理想です。
断熱効果を高めるために窓をペアガラスにしてみたり、床暖房を全体に施工してみると、柔らかな暖かさが感じられる住まいになります。
ヒートショックを起こす可能性の高まるトイレや脱衣所にもできれば床暖房を設置できれば理想的ですが、なかなか費用面で難しい方も多いでしょう。
少なくともトイレや脱衣所にも使用するときだけ暖房が入れられるような暖房器具を設置するのがおすすめです。
トイレや脱衣所にも暖房対策をすることで、冬に起こりやすいヒートショックによる事故を防ぐことができますよ。
