みなさん「新耐震基準」についてご存知でしょうか?
近年、東日本大震災や熊本地震など日本に大きな地震があり、地震に敏感な方はすでにご存知の方もいらっしゃることだと思います。
日本は地震大国であるからこそ、知っておくべきことです。
ですので、今回の記事では「新耐震基準」についてご紹介させていただきたいと思います。
「新耐震基準」というのは、1981年(昭和56年)6月1日に建築基準法施行令によって改正された新しい耐震基準(いわゆる新耐震基準)のことです。
これだけでは、よくわからないと思うので、旧耐震基準との違いを説明しましょう。
旧耐震基準は震度5程度の地震に耐えることができることを基準としていました。
しかし、新耐震基準では震度6強以上の地震で耐えうることができる基準に変更されました。
つまり、耐震基準が大きく変わり、さらに地震に強い家を建てることが決められたのです。
実際に、1995年の1月17日に阪神淡路がおこりましたが、倒壊せずに残った家や建築物は、新耐震基準に従って建てられたものだという結果が残っています。
いつ、どこで起こるかわからない地震ですから、家の中に住んでいる人の命を守るためにも、ぜひ知っておきたいものです。