みなさん、長期優良住宅ってご存知ですか?
長期優良住宅とは、いい家を作り、きちんと手入れを行い、何代にもわたって住み続けることのできる住宅です。
長期優良住宅の目的は、大きく4つあります。
まず、1つは環境問題への貢献です。
住宅を長期にわたり利用することにより、住宅の解体に伴う廃棄物の排出を抑制することで、環境への負担を減らすことができます。
また、長く住むことのできる住宅は、建て替えにかかる費用を減らすことができ、私たちの住宅に対する費用を減らすことも可能です。
さらに、長期優良住宅が増えれば、優良な中古物件もでてくることでしょう。
そうなると、消費者は比較的価格が高く設定される新築物件だけでなく、中古物件も選択することが増え、中古市場が活性化することが見込めます。
そして、ストックビジネスの育成もまた長期優良住宅の目的です。
ストックビジネスとは、点検やリフォーム、中古物件の売買が含まれ、今後中古物件が拡大していくと、これらが盛んになることも求められます。
このように、長期優良住宅の目的は様々です。
次回は、長期優良住宅の認定を受けるためには、どうすればいいのかについて紹介します。