これまで、長期優良住宅の背景や認定を受けるためにどうすればいいのか、お話しました。
しかし、みなさんにとって一番重要なのは、長期優良住宅であることで受けられるメリットであると思います。
ですから、今回は長期優良住宅であるメリットについて紹介します。
一番のメリットは、資産を残すことができることでしょう。
長く住むことのできる丈夫な家であれば、それだけ将来も資産価値が高いままです。
もし、子供たち世代がやむ得ない事態で売却を望んだとしても、資産価値が高ければ高値で取引することが可能です。
一番のメリットは資産価値ですが、長期優良住宅であることで多くの優遇措置があるのです。
優遇措置は以下のようなものが挙げられます。
○普及促進事業
要件を満たせば、建築費の1割以内、かつ100万円を限度として補助金が出ます。
○住宅ローン減税
10年間で最大300万円になります。一般住宅の場合は、最大200万円です。
○フラット35S
長期優良住宅に限った話ではありませんが、金利の優遇が受けられます。
○登録免許税
移転登記や保存登記の免許税が減税されます。
○不動産取得税
一般住宅1,200万円に対して、長期優良住宅は1,300万円控除です。
○固定資産税の軽減
一般住宅は2分1に軽減が3年ですが、長期優良住宅の場合は5年になります
このように、長期優良住宅には多くの優遇措置があります。
以上を参考にして、みなさんもぜひ検討してみてください。