すっかり生活に溶け込んでいる床暖房ですが、
そんな床暖房にも種類があるってご存知でしょうか?
今回は意外と知らない床暖房の種類についてお話ししたいと思います。
床暖房には大きく分けて2種類あるとされています。
その2種類とは温水式と電気式です。
温水式というのは、ボイラーなどで温めることで温水をつくり、床下にあるパイプに流して循環させるというものです。
多くの部屋であったり、面積の広い場所に用いる場合には設置費用が安いというのが魅力でしょう。
ただ、ボイラーは7、8年で交換が必要なので、メンテナンスを行う必要はあります。注意しましょう。
一方、電気式には蓄熱式と非蓄熱式があります。
蓄熱式は、直接潜熱蓄熱材や床のコンクリートに熱を蓄える方式をとるものです。
放熱時間が長いので、快適な温度を保つことができるというのがメリットだといわれています。
しかし、比較的設置に費用がかかるということは覚えておく必要があります。
対して非蓄熱式は、電熱線などのヒーターを使用する電熱線式とカーボン素子を使用する面状発熱体式の2つがあります。
このように、床暖房と一口に言ってもその種類は様々です。ご理解いただけたら幸いです。