フローリングの色や材質によって家の印象って大きく変わってきますよね。
前回は、二種類のリフォーム方法のうち、張り替えについてお話ししました。
今回はその内のもう一つ、重ね張りについてお話します。
重ね張りを行うメリットとしては、張り替えに比べて工事がシンプルなため、工期が短期間で済むという点です。また、廃材もあまりでないため処分費用がかからず、費用を安く抑えられます。短い期間で簡単にリフォームをしたい、という方にはもってこいですね。
デメリットとしては、張り替えとは反対に下地の確認ができない、ということに加えて、上から床板をかさねる分、床に厚みが出てしまうという点です。これは、床の耐久性という面で見ればむしろメリットなのですが、床の厚みが増してしまうと扉が引っかかって、開かなくなってしまうことなどがあるのです。この場合には調節が必要になってくるので、重ね張りを行う際には、事前に十分確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
元のフローリングをはがすことなく、短期間でリフォームすることができる重ね張り。
張り替えと違って床下の状態を確認できないため、別途、床下の点検を依頼するのもいいかもしれません。