地震に強い住まいづくりを!耐震、免震、制震の違いとはpart1

日本では数年に1度大きな地震が全国各地で起こっています。新潟でも2004年に中越地震が発生し、大きな被害にもなりました。

地震はいつ起こるか分からないものですが、一日の生活の中で最も長い間過ごすのが家ですよね。家族を守るためにも耐震性能のある住まいづくりをすることが重要なのです。




最近では「免震、制震」という言葉も聞いたことのあるという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回から数回に分けて耐震、免震、制震の意味の違いについてご紹介していきます。




まず耐震構造とは、建物自体が地震に耐えうる強度で造られているもので、壁や柱を強化したり補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗できる構造です。


建物が倒壊せず住人が避難できることを前提としていて、現在の大半の住宅で採用されている耐震構造となっています。




しかし、耐震構造は揺れに耐えるだけなので、大地震が発生した場合建物の揺れは上部の階になるにつれて大きくなってしまうという特徴があるのです。そのため、家具が大きく揺れて転倒してしまうなど家の中の二次災害には注意が必要となっています。




耐震構造についてお分かりいただけたでしょうか?


次回のブログでは免震構造についてお話しますね。