ムダなコストをかけないようにすることで、従来よりも低価格で家を建てることができるとして注目のローコスト住宅ですが、あまり詳しく調べずに契約してしまうと後悔する結果になってしまいかねませんので注意が必要です。
まず当たり前ですが、ある程度、名の知れた信頼のおける住宅業者を選ぶことが重要です。
ローコスト住宅を提供する業者の中には、質の悪い木材や型遅れの設備を使って低価格を実現しているところもあります。こうしたところを選んでしまうと後悔する羽目になるため、慎重な業者選びは欠かせません。
次に注意すべきが価格計算です。無駄を極力省いたローコスト住宅では、コンセントの数を1つ増加するなど普通であれば標準仕様の部分にまで付加サービス設定が用意されていることが多く、価格や料金プランに変更が生じやすいのです。
そのため、思っていたよりも高くなったということも起こりやすいので、予算計画と合わせて確認しておかなければいけません。
最後はアフターサービスの内容です。特に中小のローコスト住宅建築業者を利用する場合、自主廃業やその地域から撤退してしまう可能性も考えられます。
これではアフターサービス保障期間が10年間あったとしても、実際に保証を受けられるのは難しいといえます。
ですので、どのようなアフターサービスを保証してくれるのか、もしもの時はどうした対応があるのかをしっかり確認しておきましょう。