『長期優良住宅』について考える③

引き続き、『長期優良住宅』についてのお話です。


前回は、この中での3段階の分類とおおまかな補助金の内容についてご紹介いたしました。今回はその認定を受けるための、大まかな流れをご紹介します。補助を受けるためには、実際のリフォーム工事に先立って、『インスペクション』というものが必要です。これは、専門の資格を持った人が、リフォーム工事の前の段階で、現状家にある問題の洗い出しを行い、必要な改修工事を促されることです。


例えば、床や壁の雨漏りや傾きがないか、シロアリの被害やその兆候はないかなど、日常生活においての支障があるかないかを判断するものです。その後、リフォームに対する『維持保全計画』を作成し、提出・保管する必要があります。これは、工事によってリフォーム性能がどの様に変化し、それを今後どのように維持していくのかという事をまとめるものです。


この様に、実際の補助金を受け取るまでのハードルは低いとは言いにくいですが、補助金が通ることは国が認めた現代に即した適切な物件であるという事がいえることですので、今リフォームをお考えの方は、こちらを視野に入れられてもいいかと思います。ご相談はお気軽に当社までお寄せください。