トイレは一日に何度も利用する場所ですし、将来のことを見据えて介護が必要になったときでも使えるトイレにしておきたいですよね。今回はトイレのバリアフリーについてお話します。
まず将来介護が必要になったときにトイレはなるべく広いほうがいいです。もし車いすになるかもしれないですし、何かあったときに他の人も入れるようなスペースがあったほうがいいのです。そのためにタンクレストイレがおすすめです。タンクレストイレはタンクがない分スペースが広くなりますし、凹凸が少なくなるため掃除がしやすいというメリットもあります。
また、足腰が弱くなっても手すりがあれば立ったりしゃがんだりの動作を支えてくれます。
そして、トイレの場所です。年齢が高くなってくるとトイレのために夜中に目が覚めてしまうこともあるでしょう。そんな時にトイレが遠かったりすると面倒ですし、更に寒い冬だとトイレに行って帰ってくるまでに寒さで目が覚めてしまいます。また、暗い中トイレに向かう途中で何かに引っかかって転んでしまう可能性もあります。そのため寝室にトイレを設置するという事例もあります。寝室のクローゼットを取り払ってトイレにするのです。
いかがでしょうか。将来のために早いうちからリフォームをしていつまでも使いやすいトイレにしてみてはどうでしょうか。
