3回に分けてバリアフリーのお話をしてきましたが、読者様の年齢によってはまだ足腰が弱くなるというような老化のイメージができない方もいらっしゃるでしょう。では今回は実際に何歳くらいにバリアフリーのリフォームを検討するのがいいのかご紹介します。
2015年の平均寿命は男性が男性が80.79歳、女性が87.05歳です。そのため大体あと20年は住める家をイメージしてリフォームするとなると大体60代くらいが妥当でしょう。
中には将来の不安からか40代や50代でもバリアフリーリフォームをされる方もいらっしゃいますが、歳をとってからのイメージが足りず実際に歳をとってから使わない部分でリフォームコストをかけてしまったということにもなりかねません。60代でリフォームされる方も同様に、「どんな部分が本当に必要で何が不必要なのか」を明確にイメージしましょう。70代80代になったときにの生活をイメージするといいですよ。
例えば、今は2階が寝室だったとしても70代、80代になったときに本当に2階で寝るのがいいのか、はたまた実際2階を使用するのだろうかといったことを考えたときに今の生活から判断して2階の部屋やトイレをバリアフリーにするのは必要なことなのか疑問に感じるでしょう。
いかがでしょうか。
バリアフリーリフォームを検討する際は是非参考にしてくださいね。