シンクとコンロが90度の角度で向き合う形になるのがL型キッチンであり、多くの方に人気を集めているタイプであることから、老舗や比較的新しいメーカーなど各社がこぞって投入しています。各メーカーにより特性が見受けられるものの、作業スペースが広いので使い勝手が良好であり先進性に優れたスタイリッシュな様相であるという共通点があります。
L型キッチンに実際に立ってみると、その作業スペースの広さに驚く方は多く、特に料理好きな人におすすめできる仕組みです。その理由は、コンロとシンクが異なる方向を向いているため自然と作業の切り替えが行え、それが頭の整理にも繋がるのです。そのため、同一方向に全ての設備がある場合に比べて、料理中に作業が混乱してしまう事が無くなります。
コーナーの部分にデットスペースができるように見えるので、勿体なく感じられることも多いのですが、コーナーのお陰で調理済みのお鍋を一時的に置くことができたり、大きなお皿に盛り付けるのも容易です。この角がもたらす空間が作業スペースが広い印象を与える最大の理由です。