注文住宅の設計がそろそろ始まるかなという方に、家の間取りについて注意しておきたいことをご紹介します。
□家族構成
家の間取りを考えるときには、家族構成から考えてみると、上手くいきます。
特にお子様がいらっしゃるご家庭とそうでないご家庭では、随分間取りも変わってくるのではないでしょうか。
また、現在お子様がいらっしゃらなくても、将来のことを見据えて、子供が何人欲しいのか具体的にイメージしておくと間取りが決めやすいです。高齢の方といっしょにお住まいの方は高齢の方の部屋を一階部に設置して階段の上り下りをしなくてもいいようにするなど工夫しましょう。
□防音性
住宅密集地などに家を建てる場合、建物同士が近い可能性がありますので、お互いの生活音が漏れやすくなっているかもしれません。家族が集まり賑やかになるであろうリビングや大きな音がしがちな水回りの間取りを気にかけましょう。
□駐車スペース
車をお持ちの方は、限られた土地の中で駐車スペースも確保しなくてはなりません。スペースは確保できても車の出し入れの使い勝手が悪かったり、縦列駐車でしか停められないようでは車の使用が億劫になってしまいます。車の使用頻度が高いほど使うたびにストレスになってしまいます。道路の向き等を考慮して使いやすい駐車スペースを設けましょう。
家を建てる立地によっても注意することは異なると思いますので、設計段階で念入りに計画を立てましょう。