家づくりをする際に、使われる断熱材はたくさんありますが、主にローコスト住宅に使われる断熱材として2種類あります。
□グラスウール
もしかすると、この素材を耳にしたことがある方も多いかもしれません。
グラスウールの主原料はガラスです。そのほとんどがリサイクル品のガラスから作られている住宅用の断熱材です。
実はローコスト住宅のデメリットとしてよく挙げられる素材でもあります。
もちろんメリットもあるため、多く使われている素材ではあるのですが、
施工のずさんさが目立ち、デメリットとして取り上げられることが多いです。
□グラスウールのメリット
・価格
なんといってもグラスウールは断熱性能あたりの値段が安いです。その他の断熱材と比べて圧倒的に安い価格で断熱性を確保できます。
・厚み
断熱性能は断熱材の暑さに比例しますが断熱材はどの断熱材よりも厚みを持たせやすいと言われています。
□グラスウールのデメリット
・内部結露
湿気が壁などの内部に侵入し内部結露が発生し、壁の内部がずり落ちてきてしまいます。
しかし、本来グラスール素材そのものが湿気を吸うわけではありません。これはグラスウールの知識不足や不適切な施工が原因で起こるもので、正しい知識と施工技術があれば、問題ではないのです。
設計段階で、価格の安さからグラスウールを提案された場合には、
是非とも検討してみてください。